みなさん、こんにちは。静岡県焼津市を拠点に、外構工事やエクステリア工事を手がける小泉建設です。
日々生長する草木や花々を愛で、季節ごとに異なる様子を楽しむのは、庭のある暮らしの醍醐味です。その庭を好きなようにDIYでつくってみたい、自分で材料を買ってつくれば費用もおトク--こんな風にお考えの方も多いことと思います。
しかし庭づくりは、簡単にDIYでできそうでいながら、のちにトラブルを引き起こしかねない作業も多いものです。今回は庭づくりにおいて、プロが注力しているポイントを解説します。
■土質や水はけを見通す経験が必要とされる基礎と整地
DIYとは、Do It Yourself(自分でやってみよう)という意で、専門家や業者に頼らず、自分で施工を行うことを表します。
日曜大工に比べると、DIYによる庭づくりは特殊な道具や技術を必要とせず、敷居が低いと思われるかもしれません。
しかし庭づくりはそのプロセスの至るところに、技術と経験をもったプロでなければ行えないことが数多くあります。
その大きなポイントの一つが、基礎づくりです。そもそも土地というものは、まっすぐなものではなく、微妙に傾斜がついています。プロは土質と水はけの関係性を読みながら整地をして基礎をつくります。場合によっては配管との関係も考えなければなりません。ここで間違った判断を下してしまうと、雨が降った時に庭に水たまりができてしまったり、水はけが悪くカビや腐朽の原因になってしまいます。
■強度を備えたブロック塀、適切な防腐処理を施したフェンスづくり
DIYでも大丈夫と思われがちなのが、ブロック塀やフェンスづくりです。しかしこうしたエクステリアのパーツは、台風や地震に耐える強度を持っていなければなりません。
気象庁では震度5弱の地震が起きると、補強されていないブロック塀は倒壊の恐れがあると呼びかけています。
もしも見よう見まねで強度不足のブロック塀をつくってしまい、強風や地震で倒壊してしまうったら、近所の方にも被害を及ぼしかねません。
ならば取り扱いが簡単な木でフェンスをつくれば……、とお考えの向きもあるかもしれません。しかし木のフェンスにも、基礎が必要です。敷地の水平を出し、穴を掘り、モルタルを打ち、小さなものでも1個あたり20〜30kgにも及ぶコンクリート製の独立基礎を一つひとつ設置していくのは、相当な労力と技術を要します。
また木そのものも、適切な防腐・防虫処理を施さなければ、シロアリなど害虫の巣窟となってしまったり、カビを発生させてしまいます。これは、外壁やエクステリアのみならず、家を支える構造そのものにも、被害を及ぼしかねません。
■エクステリアはプロの造園業者に依頼しよう
DIYは、たしかにプロの業者に依頼するよりも安価につくることができます。しかし生半可な知識や未熟な施工技術により、のちにトラブルを招きかねません。そのトラブルのアフターケアに費やす金額を考えると、はじめからプロの業者に依頼するほうが金銭面や安全面などメリットがあると言えます。
DIYはあくまでも手づくりを楽しむ趣味であって、専門の知識や技術がない状態で取り掛かるのは、非常に危険なものなのです。業者に支払う費用は、材料費・施工費だけでなく、技術と知識の蓄積に裏付けられた安心料でもあるのです。
お庭づくりにご興味をお持ちになられたら、まず、プロの造園業者へ依頼されることを強くおすすめします。
地元の気候と庭づくりを知り尽くした小泉建設ならば、台風や地盤など、地元の専門業者ならではのご提案をさせていただきます。
プロではなくてはできないこと、いずれお客さまがDIYでできること、ご予算にあわせてご満足いただける庭づくりをお手伝いいたします。まずはお気軽にご相談ください。
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