みなさん、こんにちは。静岡県焼津市を拠点に、外構工事やエクステリア工事を手がける小泉建設です。
庭を青々と美しく彩ってくれる芝。天然芝をお庭に貼っていらっしゃる方も多いことでしょう。天然芝は冬になると休眠期を迎えて枯れてしまいますが、この間、放っておいてよいわけではありません。実は春にむけて、きちんとメンテナンスをしておく必要があるのです。
今回は天然芝のメンテナンスと、手入れに時間をかけられない方に向けて、人工芝をご紹介したいと思います。
■天然芝は四季を通じて手をかけてやることが大事
天然芝にはいくつか種類があり、静岡ならノシバやコウライシバなどの日本芝、バミューダグラス類など西洋芝が適しています。
これらの芝は、「暖地型芝草(夏芝)」と呼ばれるもので、温暖な地域で生育するものの、冬になると休眠期に入ってしまいます。
休眠期に入る前には、肥料をやったり、目土入れをします。休眠期間中に踏まれた芝は、再生ができません。そのために目土入れをしてあらかじめ芝へのダメージを防いでおくのです。
休眠期も、メンテナンスが必要です。雑草や害虫がはびこる原因になるので、雑草対策や刈り込みをしましょう。春になって新芽が出る前に刈り取っておかないと、のちのち面倒なことになります。
そして春、暖かくなって新芽が出てからは、定期的に水やり・刈り込みを。
天然芝はこまめに手間をかけないと、庭にすさんだ印象を与えてしまいます。
■メンテナンスフリーで自然に見える人工芝
リアル人工芝RTシリーズ(泉州敷物株式会社)
このように、天然芝は意外と手がかかるものなのです。特に夏は、炎天下のもとでの庭仕事を考えると、気が滅入ってしまいますよね。冬になると茶色く枯れて、庭全体が物悲しい雰囲気になってしまうのも悩みどころ。
こうした問題をすべて解決できるのが、人工芝です。
人工芝はいちど敷いてしまえば、一年中、青々とした眺めが楽しめるだけでなく、芝刈りや雑草対策いらず。
雑草が生えてこないということは、除草剤を撒かなくともよいということですので、子どもやペットも安心して遊ばせられます。
生育条件も問わないので、日当たりの良くないベランダや中庭、さらにサンルームのような半屋外空間にも施工が可能です。
初期費用は天然芝に比べてかかりますが、芝刈りのための工具購入や肥料などのメンテナンスに費やす手間・金額をトータルで考えれば、人工芝のほうがお得と言えます。
けれども人工芝のいかにもつくりものといった感じが嫌で……、そんな風にお考えの方もいらっしゃることでしょう。
最近では人工芝のクオリティも高くなり、天然芝と見分けがつかないものが登場しています。
人工芝特有のキラキラとした照りをおさえ、芝の色も数色を混成しているので、見ている分には天然芝そのもの。さらに、火に強い防炎性を高めた機能性タイプの人工芝も開発されています。
もちろん触り心地もやわらかくフカフカ、痛いということもありません。同時に雨風への強さも備えているので、踏んでもへたってしまう心配をせずにすむのも嬉しいところです。
■施工は必ずプロの造園業者に!
実は人工芝を導入するにあたり、重要なのが施工です。
地面の整地工事をきちんと行わないと、きれいに芝が貼れないだけでなく、排水がうまくゆかずに水たまりができてしまったり、カビが繁殖してしまうこともあるのです。また雑草が生えやすい場所では、人工芝の下に防草シートで処理するケースもあります。
とかくDIYが流行りの昨今ですが、人工芝の施工は土の性質を見極めたり水ハケの処理、防草対策にも関係してきますので、プロの造園業者へ依頼されることを強くおすすめします。
ご興味をもたれたら、地元の気候風土と庭づくりを知り尽くした小泉建設にお気軽にご相談ください。どんな季節でも楽しめる、お庭づくりをお手伝いさせていただきます。
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